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粒江(つぶえ)は、岡山県倉敷市倉敷地区にある地域、もしくは同地域内にある大字である。本項では同地域にかつて存在した児島郡粒江村(つぶえそん)についても述べる。 現在の粒江小学校区にあたる。 ==概要== 倉敷市の倉敷地区の南東部に位置し、背後(南側)には種松山(標高258.5メートル)がそびえている。〔巌津政右衛門 『岡山地名事典』(1974年)日本文教出版社〕かつては島嶼だった児島の北西岸にあたり、当地と天城島の間には藤戸海峡があった。〔岡山県大百科事典編集委員会編集『岡山県大百科事典』(1979年)山陽新聞社〕 粒江・粒江団地・粒浦・東粒浦・黒石・八軒屋からなる。 中世、源平合戦のとき佐々木盛綱が馬で渡海し、同地域の粒江の舟津集落付近に上陸したといわれる。このあたりが激戦地だったとされ、粒江地域から藤戸地域にかけては当時の遺跡や伝説地が多く存在する。〔 明治11年に児島郡粒江村・粒浦村・黒石村・八軒屋村の4村が合併し粒江村を新設。同22年には村制を施行し、役場を粒江に置いた。その後、昭和25年に旧倉敷市に編入合併、そして新倉敷市となり現在に至っている。〔 種松山の山上は、自然公園として開発されている。 種松山北麓や県道沿いに住宅が集中するほかは、広大な農地が広がっていたが、近年は倉敷中心部と児島地区を結ぶ幹線道路が当地区を南北に縦断するように整備され、道路沿いに特地や商店が立地するようになってきている。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「粒江」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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